今回のお題
「福王山の天狗さま」

菰野町田口にある福王神社で遊んでいた女の子が、神社の裏山で道に迷ってしまった。
その先で出会った天狗が葉団扇をひと振りすると、女の子は神社の境内に戻っていた、という不思議な体験をした。
それから数年後、村里には疫病が流行り、村は荒れていった。
女の子は、神社に行って天狗に助けを求めると、「魔物は人の心にあり」という声が聞こえてきた。
その日から毎日、神社に行って、 村の安泰を願い、手を合わせる女の子を見習う ように、多くの村人たちが、神社に行って手を合わせるようになった。
それから数日後、三日三晩、強い風が吹き荒れ、ピタリと疫病はなくなり、村里には平穏な日々が戻ってきたそうな。